FIFO Utility 仕事の種類いろいろ

とあるキャンプの様子。大きなキャンプだと、部屋が2階建ての建物のことも。右下にあるのが、共用のランドリールーム。

UtilityとかHospitalityっていうと、ちょっとかっこよく聞こえるのはわたしだけでしょうか笑。

FIFO Utilityの仕事は、”マイニングサイト(鉱山の現場)で働く人たちの滞在を快適にするための施設やサービスを提供すること”と、ChatGPTがわかりやすくまとめてくれました。簡単に例えたら、日本の僻地にあるホテルやホテル周辺の施設でのサービス提供と似ていると思います。なので、仕事内容的には、どれも特別な知識や技術などが必要なく、誰でもできる内容なので、ワーホリの人たちもとても多いです。

キッチンハンド・ダイニング(Kitchen Hand・Dining)、ハウスキーパー(Housekeeper)、マインサイトクリーナー(Mine Site Cleaner)が結構メジャーで働く人数も多い仕事だと思います。わたしもこの3つを経験しました(それぞれについて詳しくはこちら⇨キッチンハンドハウスキーパーマインサイトクリーナー)。この中で唯一、マインサイトクリーナーはマイニングのキャンプではなく、マイニングサイトへ移動して仕事をします。

その他にも、わたしはまだ経験したことがないですが、さまざまな種類の仕事があります。グラウンド(Ground)、ストアパーソン(Storeperson)、リテイル・バリスタ(Retail・Barista)、タバン(Tavern/Bar)、アドミン(Site Administrators)、ジムトレーナー(Gym Trainer)など。ここでもワーホリの人が結構働いています。

簡単に仕事内容についてまとめてみました。ただ、わたしの経験したことのないものは、人から聞いた話や見た話が中心になります。

キッチンハンド・ダイニング Kitchen Hand・Dining

ピークの時間はかなり忙しいので、みんなで協力して乗り切ります。

だいたいの場合、朝と夜のみダイニングがオープンして、ビュッフェ式の食事が提供され、その前後・最中の準備・片付け・掃除全般を行う。オープン時間外は、簡単な食材・軽食の準備、掃除などを行います。Day ShiftとNight Shiftがある。

②ハウスキーパー Housekeeper

部屋はだいたいこんな感じ(ベッド・机・サイドテーブル)+洗面台・トイレ・シャワー

マイニングキャンプの滞在者の部屋の掃除、共用洗濯機・トイレの掃除、掃除道具部屋・倉庫の掃除、洗濯リネンの仕分けなどを行います。

③マインサイトクリーナー Mine Site Cleaner

大きな建物は重機や大型車の車庫や注油所だと思います。写真の右側にある小さな建物たちが、Crib Roomやオフィスです。

マイニングサイトにあるCrib Room(現場で働く人のための休憩室)、トイレ、Office(マイニング会社の人たちのデスクがある)などの掃除、物品の補充など。Day ShiftとNight Shiftがある。

ストアパーソン Storeperson

Truck dayは、ストアパーソンだけでなく、シェフやキッチンハンドも手伝い、みんなで協力して作業します!

キッチンにある倉庫の整理(キッチンだけではないかもしれないですが)、特にTruck day(1週間に1回ほど超大型トラックが食料や物品を運んでくる日)は荷物の積み下ろしや整理で忙しそう。巨大な冷蔵冷凍庫内の整理、フォークリフトを操作したりもしていました。一般的なストアパーソンの仕事と似ていると思います。

⑤グラウンド Ground

手前のフォークリフトの後ろにあるのが、グラウンドの人がよく使ってるカート(名前がわからない)

マイニングキャンプ敷地内の、ゴミ箱のゴミ集め、使用済みリネンの回収、物品・リネンの補充などを、ゴルフ場でみるみたいなカートに乗って敷地内を回っていました。車のようにエアコンがないので、夏は暑くて大変だと聞きました。Truck dayの時は、荷物の積み下ろしなどストアパーソンの手伝いもしていました。男性が多い印象。

リテイル・バリスタ Retail・Barista

マイニングキャンプに、小さなコンビニみたいなお店があります。そこで、レジをやったり、コーヒーなどのドリンクを作ったり。結構楽で楽しいと聞きます。

タバン Tavern/Bar

Fly out前日に乾杯。このサイズで$6くらいした気がします…

キャンプにある、お酒を売るコーナーで働く人。レジをしたり、お酒を作ったり。キッチンで一緒に働いていたスペイン出身の子は、「人と話したりするのが好きだから、キッチンは黙々と仕事をしないといけなくてつまらないから、次はタバンで働けるようボスに頼んだ」って言ってました。キャンプによってはちょっとした食べ物の準備もするらしい。

アドミン Site Administrators

キャンプの受付窓口。ハウスキーパーで一緒に働いていた英語が流暢な韓国人の女の子が、1日だけアドミンの手伝いに呼ばれたりもしていました。滞在する人たちに、チェックインの手続きを行ったり、簡単なキャンプの説明をしたり、対人コミュニケーションの機会が多そう。部屋の割り当てや管理もしていると思います。

ジムトレーナー Gym Trainer

キャンプにあるジムの受付や、たまにレッスンも開いたりしているとか。掃除などを含めたジムの管理もしていると思います。(わたしはジムを使ったことがないので、よくわかりません)キッチンやハウスキーパーとして働いていたときに、朝のミーティングの時間に来て、音楽をかけて一緒に体操をするのを指揮してくれたりします。体をしっかり鍛えていて、いかにも運動好きって感じの方をよく見かけます。ワーホリでやっている人が多いかは分かりませんが、一度だけワーホリの女の人に会ったことがあります。

キャンプに住みついていた、ぽっちゃりニャンコ。癒し。

どのキャンプ、どの会社のキャンプで働くかによっても、仕事内容など異なってくると思いますが、大まかにこんな感じなんだなーと知ってもらえたら嬉しいです。ここで紹介したUtilityの仕事たちは、マイニングのキャンプを運営する会社が取りまとめています。(例えば、派遣元が違っても、フルタイムでも、みんなAというキャンプ運営会社のスタッフとして働くといったイメージです。)

後から他のポジションに移ることもできるので、気になる仕事をとりあえず一度やってみる(マイニングのキャンプで働いてみる)と、いいと思います。わたしは、とりあえずマイニングの仕事をしたくて最初はエージェンシーの担当者が紹介してくれた仕事をなんでも「YES」と言ってやっていました。(わたしが始めた頃、エージェンシーに登録してもらうのさえ数ヶ月かかりました。なので、まずはFIFOの経歴を作るために、来た仕事はなんでも受ける!くらいの気持ちでやっていました。慣れてきたら担当者に相談して他のポジションの仕事を割り振ってもらうようにお願いしました。)

少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Have a good day!

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