2週間マインサイトクリーナーで働いてみて

今回は2週間みっちりサイトクリーナーとして働いて来て、新しくわかったことや感じたことがあったので、その2を書いています。前回は、車酔いが酷くてだめだったのですが、なんと今回はまったく問題ありませんでした!理由は分かりませんが、おそらく前回は車の匂いにやられたのかもしれません。

マインサイトクリーナーその1のブログはこちら。

今回新たに感じたことについて

メリット

「みんなで、車で出勤・退勤するみたいで楽しい」 (結構個人的な感覚ではありますが、)キッチンやハウスキーピングだと、キャンプ内で歩いて仕事に行来ますが、サイトクリーナーの場合、キャンプで集合して、車に乗り合わせてサイトに移動し、仕事を終えて車でキャンプに戻ってくるといった感じです。みんなで一緒に移動するのが、わたしはなんか楽しかったです。車で、お互いの好きな音楽をかけ合って盛り上がったり、色々な話をしたり、車という空間はちょうど良かったです。また、車での移動があったおかげで、仕事の始まりと終わりのメリハリも感じました。

「現場の仕事ゲットのチャンスあり?!」 あるオージーの女の子が、サイトで働く人と仲良くなって、ホースハンドの仕事をもらったらしい、という話を聞いたことがあります。オーストラリアは紹介やコネで仕事をゲットしやすいと聞きますが、実際結構あるみたいです。サイトクリーナーで働いていると、現場で働く人と挨拶を交わしたり、同じ場所の担当になると、何日も連続して顔を合わせることも多くなるので、他のUtilityの仕事よりチャンスはあると思います。サイトでは気さくに話しかけてくれる人も多いです。

これがCrib roomという休憩室。多い時はたくさんのワーカーが集まります。

「サイトから見る朝日と夕日が綺麗」 オーストラリアでは、本当に空が綺麗ですよね。マイニングのキャンプからももちろん、綺麗な朝日・夕日を見ることができます。が、サイトクリーナーでサイトに出ると、これまた広大な場所から、より一層綺麗な空を楽しむことができます。時間帯や雲の加減によって、見える空が違ってくるのも、面白いです。1日の終わりにきれいな景色を見て癒されます。

キャンプに戻る時に車から見た夕やけ。

 

デメリット

「砂埃がすごい」 マイニングサイト自体が、乾燥していて、砂埃が立ちやすい環境です。マイニングのいろいろなプロセス段階の機械の近くの、オフィスやトイレの掃除に行き、掃き掃除などをすると、砂埃がかなり舞います。サイトでは、ウォーターカートが定期的に水を撒いているので、一時的には和らぎますが、それでも砂埃は多いです。あまりにも多いところでは、フェイスマスクやコロナの時に使っていたような、プロテクション力のあるマスクを着用することもありました。(わたしは積極的に使っていましたが、ほとんどの人は使っていませんでした。やるかやらないかは自由です。)砂埃が目に入るのを防ぐために、プロテクショングラス(透明の度なしメガネ)も結構使っていました。

トイレ掃除の様子。足元に砂埃がたくさん集まっています。

「車の移動が多く、結構疲れる」 仕事が終わり、キャンプに戻ってくると「あ〜今日も疲れたな」と体で感じます。車でちょっと遊びに出かけて、夜遅く帰宅した時の疲れ具合に近いです。慣れてくればいいですが、特に初めの仕事に慣れていく順応期間は、夕食後にすぐに眠りに入ってしまうことが多かったです。

一車線ほどの狭い道を通る時などは、無線を使ってコミュニケーションを取ります。

「夏は暑くてしんどそう」 サイトクリーナーに限らず、マイニングの仕事はどれも夏は大変だと思いますが。今回は冬の時期でしたが、日中は気温も上がり、暑い日が多かったので、移動が少し腰が重たかったです。掃除を終えて、車に戻ってくると、車内が暑くなっており、車に乗って降りての移動は、ちょっと大変そうだなと思いました。

「雨が降ると大変」 夏は雨が降ることはほとんどないみたいですが、今は冬の時期だからか、曇りの日も多い印象でした。今回のSwingでわたしは、マイニングサイトで初めて本格的な雨を経験しました。初めは、合羽の準備がなくて、ゴミ袋で作った簡易レインコートでなんとか働いていましたが、その後にサイトでレインコートを準備してくれました。他のサイトでは、車の2台に屋根やカバーがあったり、トラックみたいなコンテナになっている場合が多いですが、今回のサイトは軽トラ見たいな中身がむき出しになる車だったので、段ボールなどが濡れて、大変でした。また、わたしは運よく?雨の降った翌日にFly outだったので、雨降り後で濡れていたり、ひどく汚れている状態で仕事をしなくて済みましたが、なかなか大変そうでした…。(汚れた靴で出入りするので、キッチンや自分の部屋もかなり汚れたので、結局雨降りはどのUtilityも大変そうですね。)

「必要なものがすぐに手に入らないことがある」 Crib roomという休憩室やオフィスのコーヒーやミルク、トイレットペーパーなどの必要物品は、サイトクリーナー用の倉庫に置いてあり、朝に必要な分だけ車に積んで、仕事に向かいます。いろんな場所に移動しながら、物品が不足したりすることもあり、その時に倉庫に取りに行くこともあれば、翌日に補充したりすることもあります。

個人的には、今後マイニングサイトで働きたい!という目標があるので、実際にマイニングサイトの雰囲気を知れたのが、とても面白かったです。サイトに行くと、さまざまな種類の巨大な施設があり、まるでジェットコースターみたいな施設もありました。わたしが今、目指しているRiggerの人たちがクレーンを使って作業している様子も、見ることができました。

一緒に働く人たちの中でも、サイトクリーナーが好きだという人はたくさんいます。砂埃が多いことがちょっと気になりますが、わたしもサイトクリーナーの仕事が結構気に入りました。2週間がっつり働くと、仕事の流れも掴めてくるので、自分的にも心に余裕が出てき、新しい経験もできたのでよかったです。次はどこで、どんな仕事をするか楽しみです。それでは。

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