FIFO Utility ハウスキーパー

外にいる時間が長いと、オーストラリア特有の動物に出会えます!(毒を持っているそうなので要注意)

キッチンの仕事を経験し、Cape To Cape Trackを歩き、サイトで働くためのチケットを取りに行ったりして過ごした後、ついに初めてのハウスキーピングの仕事をもらえました。

1. 1日の流れ

ほとんどの人が働く時間は、5:30〜17:30です。わたしはやったことがないですが、たまに数名Night Shiftとして7:00〜19:00でスーパーバイザーからお願いされている人もいました。

5:30〜 Shed(倉庫であり、休憩室もあり、スーパーバイザーのOfficeもあるところ)に集まり、朝のミーティング(Prestart)、体操をして、本日の部屋の割り振り、必要物品を準備して指定されたトロリーへそれぞれ移動。指定されたエリアのハウスキーピング開始。リネン交換、ベッドメイキング、シャワー・トイレの掃除、床・机の掃除、冷蔵庫の掃除など。

これがトロリー。タオル、ベッドリネン、トイレットペーパーの他、掃除用ケミカル、モップ、グローブなど必要なものを準備して一緒に移動します。
シャワーホールから出てきたカエル。

13:00〜 ランチタイム後、Shedに集まりミーティング(Prestart)。この時に、それぞれ残った部屋数について共有します。その後、再度ハウスキーピングの仕事へ。

16:00〜 Night Shift ワーカーの部屋のハウスキーピング開始。わたしの働いていたキャンプでは、Night Shift ワーカーの部屋は16時以降から訪問するようになっていました。割り振られた部屋のハウスキーピングが早く終わったら、Shedに戻って、リネンの仕分けを行います。

NSRはラッキー!(NSR=No Service Requiredで部屋の掃除は必要ありません。)

17:00〜 割り振られた部屋のハウスキーピングが終わったら、自分が使ったトロリーの物品の補充や充電を行います。終わったら、Shedに戻り、使ったモップの頭とクロスを洗濯し、鍵とタブレットの返却をして終了。

※使用済みリネンはグラウンドが回収してくれるので、キャンプの道にまとめて置いていきます。

それぞれの部屋にバーコードがあり、このタブレットで管理します。こうやってちょっとしたメッセージが出るので元気が出ますね。

ハウスキーピングを経験してわたしが感じたことをシェアします。

2. メリット

  • 自分のペースで仕事ができる

初めての時は2人、その後1人で仕事をするので、自分たちのペースで仕事を進めることができます。

  • 自然や動物の近くで働ける

個人的にこれもポイントが高いです。わたしは自然の中にいることが好きなので、部屋の中にずっといるより、暑くても外にいる時間が長いのは苦痛ではなかったです。また、外にいるとおもしろい生き物たちにたくさん会うことができ、癒されました。

こんな感じのトカゲがたくさんいて、おそらく人間が好きなのか、近寄って来ます。でも近づくと逃げます。でもまた近寄ってきます笑。
  • 自由度が高い

基本的に個人で動くので、何をしててもバレません笑。(たまにスーパーバイザーが回って来る時もあるが)ここだけの話、早く仕事を終わらせて自分の部屋で休むなんてことも結構多くの人がやっていました。イヤホンで音楽聴いたりPodcast聴いたりしながらやったり。

  • ラッキーなこともある

たまに部屋を去った人が捨てたのか、忘れていったのか、シャンプー・コンディショナー、状態のいい容器などがそのまま残っていることがあります。物価の高いオーストラリアではこういった、消耗品・日用品などをもらえるのはありがたい!あとは、冷蔵庫の中に残っていたチョコを食べたり。(マイニングサイトでチョコレートを放っておくとすぐ溶けるので注意)

  • 仕事後に時間的余裕がある

通常シフトだと17:30に退勤になるので、元気があるときはわたしはプールで泳いでました。その後、夕食を食べて、シャワーを浴びて、洗濯をして、ベッドでゴロゴロ自由に過ごして寝るといった感じで過ごしていました。仕事の後に十分な時間があるか、ないかは快適さに影響するなーと思いました。

お気に入りのキャンプのお気に入りのプール。

3. デメリット

  • 夏場はとても暑い

わたしがハウスキーピングを経験したのが、12月だったのですが、まるでサウナの中で働いているような感じでした!日本のようなジメジメした暑さはないですが、乾燥して喉が乾くのと、部屋の掃除でも汗をかき、次の部屋に移動するのにも汗をかき・・・なので、部屋の掃除を終えたら、クーラーの元で休んで次の部屋へ移動してました。

  • 時期によってめっちゃ忙しい

特にShutdown期間はサイトで働くワーカーが増える期間で、また数日〜1週間ほどで人が入れ替わることもあるので、ハウスキーピングしないといけない部屋が増えます。「数日前にやったのに、またこの部屋やるの?!」なんてこともあったりします。1日の部屋割り数も多いです。

  • Night Shiftワーカーの部屋割りが多いと大変

Night Shiftワーカーが仕事に行くのが大体16時前後なので、それまではハウスキーピングすることができません。(逆に朝1番に行けば1部屋くらいはできることもある)16時以降にダッシュで終わらせる必要があります。これがなかなか大変です。でも、大変な時は仲間が助けてくれます。

  • 1人の時間が多い

これは、人それぞれ違うと思いますが、わたしは平気でした。が、みんなでわいわい働きたい人にとってはつまらないかもしれないです。

 

  • 時間帯によってはハエがたかる

朝の早い時間は大丈夫ですが、ハエにたかられることからは逃れられません笑。オーストラリアのハエは日本のハエとは違って、顔や体にくっついてくるし、さらに鼻や耳の中まで入ってこようとするくらい、かなり鬱陶しいです笑。(オーストラリアはハエが多いと聞いていたものの、初めて体験した時はうざすぎてびっくりしました笑)念のため、ハエネットも準備するか、キャンプでもらうといいと思います。

いろんな人の部屋を掃除させてもらうと、部屋の使い方から人となりやそれぞれの個性を感じられて、なかなか面白かったです。スーパーバイザーが厳しいキャンプだと、結構細かくきれいにすることを要求されたり、部屋を見回ってチェックされたりなんてこともありました。一方で、「みんな午前中に終わらせて休んでたよー」なんていうキャンプや、「2階建ての部屋だから、掃除道具などの荷物を運ぶのが大変だった」というキャンプもあるんだとか。キャンプの大きさや担当のスーパーバイザーによっても、働きやすさは左右しそうですが、個人的にはハウスキーパーの仕事は結構楽しかったですし、キッチンハンドと同様で、わたしが大変な時はいつも仲間たちが手伝ってくれて、わたしも誰かの手伝いをしたりと、みんなで協力して働けたのが良かったです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Have a beautiful day!

P.S. ハウスキーパーに限らず、サイトやキャンプなど、外で働く時間が長い仕事をする場合、日焼けやほこりなどを防止するために、ネックゲイター(首から顔まで覆えるアクセサリー)などがあると便利です!わたしはTWWというワークウエアショップでBUFFというブランドのものを購入しました。お店よりネットの方が種類が多そうです。

こんな感じで首から顔まで覆えます。他にもターバンみたいにしたりいろんな使い方があるみたいです。汗も吸収してくれて、乾くのが早いのも◎

また、頭皮が焼けるので帽子も必須ですね。あとはシャツの襟を立てるのも首の日焼け防止にgood!(日焼け防止目的もありますが、なんせオーストラリアの日差しはとても暑くて痛いくらいなので、直接当たるよりは快適です。)

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