マイニングでよく使う言葉13選
今までわたしがマイニングでよく聞いたり、使ったりした言葉をシェアしたいと思います。
(Utilityだけでなく、マイニングサイトでよく聞いたり、使ったりする言葉もいくつかあります)
1. FIFO(ファイフォ)
Fly in Fly outの略。
SeekなどでもFIFOと入力して検索すると、さまざまな仕事が出てきます。
また、サイトで働く仕事を探しているときは、「FIFOの仕事探している?それともLocal?どちらとも?」と聞かれることもよくあります。
2. DIDO(ダイド)
Drive in Drive outの略。
自分の車で毎日通勤する場合や、飛行機の代わりにキャンプまで自家用車でin/outする場合など。
Perthの南側のRockinghamやKwinanaという地域ではDIDOの求人をよく見かけます。
自家用車で通勤し、食事もFIFOのように提供されず、自分で準備する必要があるため、会社によっては、Travel allowance(旅費手当)やMeal allowance(食事手当)などが給料とは別でもらえることがあります。
また、キャンプのある地域にもともと住んでいて、毎日通勤しているUtilityの人も何人か会ったことがあります。(主に市民・永住の人)
他にも多くはないですが、バスで移動するBIBO(Bus in Bus out)もあります。わたしのパートナーは、自家用車でPerth市内の会社まで行き、そこからみんなでバスに乗ってキャンプまで行ったことがあります。
3. Crib(room)
キャンプのダイニングに併設されている、ランチやスナックなどをTake awayできる場所。
Day Shiftワーカーの出勤前の早朝と、Night Shiftワーカーの出勤前の午後3−4時あたりに人がたくさん利用しますが、オープンしている時間はいつでも誰でも利用可能です。
また、マイニングサイトにも働く人が休憩したり、ご飯を食べたりする部屋があり、Crib と呼ばれることが多いです。冷蔵庫や電子レンジ、コーヒー・紅茶、ミルクなどが置いてあります。
4. Smoko
15分〜30分くらいの短い休憩。タバコを吸うために仕事の合間にとる短い休憩という意味から。
特にコンストラクションやマイニングなどで短い休憩として、軽食やお茶を飲んだりするためにも、Smokoを取るみたいです。
朝は、始業からランチまでの間で9時〜10時頃に取ることが多い。
Utilityの場合は、だいたい固定されているけど、サイトで働く場合は、その時の忙しさや仕事の進み具合により、前後することがあります。
5. Swing
”FIFOの仕事”を表現する時にとてもよく使います。1回分の仕事(仕事に行って戻ってくるまで)を1Swingとしてカウントしてよく使います。
「次のSwingゲットした?」、「これがわたしの初めてのSwingだよ〜」などと話したり、「次のSwingはこれはどう?」とエージェントから連絡が来たり。
6. Roster
仕事の日程が一定期間、規則的に決められている、日本でいうシフトみたいな感じでよく使われます。
例えば、2週間仕事・1週間休みの2:1Roster や、8日間仕事・6日間休みの8:6Roster など、会社や職種、雇用形態によってさまざまなRoster があります。
フルタイム雇用の場合は、Roster で仕事が固定されている場合が多いです。数ヶ月単位でシフトが組まれるので、先の予定がわかり、旅行の計画なども立てやすいです。
カジュアル雇用でも、特にサイトで働くワーカーはプロジェクトに参加する場合、プロジェクトが終わるまで、一定期間、Roster のように固定されたシフトで働ける場合もあります。
7. Shutdown
マイニングの機械のメンテナンスや修理、アップグレードなどのために、定期的に設備や機械の運転を止めること。
マイニング会社の事情を詳しくは分かりませんが、マイニング会社やサイトによって、さまざまな時期・場所でShutdownが行われます。
この時期に、通常より多くのワーカーがマイニングサイトに派遣されるため、Utilityの仕事は忙しくなることが多いです。逆に言えば、Shutdown期間は仕事が増える傾向にあります。Seekでもよく募集しています。
わたしはエージェント雇用でUtilityで働いていたのですが、”shutdown coverage”や”フルタイムの病欠補充”などと、1週間だけ派遣されたなんてこともよくありました。エージェント雇用のカジュアルだと、どうしても人員補充のために派遣されることも多いので、Shutdownの時期に被ることが多い気がします。(だから忙しいことが多いのも事実…)
また、Rosterとは異なり、決められた期間中のみ働くため、単発の仕事が多いです。マイニングサイトで働く場合、エージェントや会社がコンスタントに仕事をくれる場合もありますが、そうでない場合は、エージェントを掛け持ちして、いろいろなところのShutdownに派遣してもらって仕事を繋いでいる人もいます。
8. On going
言葉通り(継続中)、プロジェクトが一定期間継続することを表します。
単発の仕事が多いShutdownとは異なり、数Swing〜数ヶ月単位で継続して同じ会社やサイトで働くことができます。なので、On goingの仕事だと、安定していて、先の予定も立てやすいのがメリットの一つ。
Seekなんかで、”On going roster !”と掲載されているのをよく見かけますし、「仕事ゲットした?Shutdown? On going?」なんて会話もよくします。
On goingとRoster は近い意味で使われていることが多いです。
9. RnR
Rest and Relaxationの略。SwingとSwingの間の休みの期間のことを指します。
「次のRnRは、タイにHolidayに行くよ〜」と一緒に働いたオージーのおじさんが言ってました。
RnRも使いますが、普通にDay offとかOffもよく使いますし、Perth戻ったら何するの?とか、Fly outしたら予定あるの?と聞かれることも多いです。
Holidayもよく使う気がします。個人的にはHolidayと聞くと、夏休みや冬休みの長い休暇のイメージでしたが、RnRでちょっとアジアになんて時も、Holidayと表現したりします。
もちろん、数週間以上の長い休暇に対してもHolidayと話すことが多いです。
特にFIFOは特殊な働き方なので、一般的な夏休みや冬休みとは関係なしに、自分がHolidayだと思ったらHolidayでいいんだな〜と思いました。
10. Ute(ユット)
マイニングサイトではよく見る・よく使われる車。シートが1−2列ありつつ、荷台が軽トラのようになっています。
Utilityではあまり使わないですが、マイニングサイトで働く場合は移動手段でよく使いますし、よく見聞きします。Utilityだとマインサイトクリーナーの場合はUteで仕事に行きますが、あまりUteとは言わなかった印象です。(普通にCarと言っていました。)
11. Copy〜
無線で話す時に最初につけます。
例えば、「Copy, Tuulikka?」と無線が飛んできたら「Copy!」と返事をします。すると、相手が要件を話してくれます。
Utilityだとマインサイトクリーナーや、大きなキャンプではハウスキーパーも無線を使うことがあります。
12. Scaffie / Scaffy
Scaffolder(足場を作る職人)のこと。基本的に話言葉ではScaffie/Scaffyを使うことが多い気がします。(スキャッフィー…短くて呼びやすいし、なんかちょっとかわいい!)
ちなみに、韓国人はスキャッピーと表現していて、それもかわいいです。日本のカタカナ英語のように、韓国語英語で使われる文字が、Pの発音に近い文字で構成されているためです。例えばファイル(File)を言う時も、韓国人はファイルではなく「パイル」とPに近い発音です。
13. Ticket
いわゆるCertificateなど資格のことを指します。(White card、Forklift…などなど)
例えば、面接や電話でよく”なんのTicket持ってる?”と聞かれることが多いです。
また、友達と話す時も「どんなTicket取った?」といった感じで、Ticketをよく使います。
難しい言葉は少ないので、ぜひ使ってみてください。わたしも知らなかった時は、「?」となることが多かったですが、意味を知ってから情報収集の幅が広がり、会話にもついていきやすくなりました!
お、マイニングのことわかってるな〜と思われると思います笑
少しでも参考になれば嬉しいですね^^
Have a nice day!
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