マイニングの仕事に行く前に知っておくといいこと

わたしはこれまでで合計8回ほど、FIFOのUtilityのポジションで仕事に行ってきました。仕事を始めてから気づいたこと、知らずに困ったこと、準備して良かったことなど、ありのままにシェアしたいと思います!

1. 飛行機内は寒いからいつでも羽織必須!

オーストラリアに住んでいると、夏にバスやお店のクーラーがガンガンかかってて、寒すぎた経験をした方もいるのではないでしょうか。なぜかわかりませんが、飛行機の中は夏でも冬でも、寒いくらいにクーラーが効いています。どんなに暑い夏の日のフライトでも、機内に羽織りを持っていくことを強くおすすめします。

夏は、パーカーなど薄手でも大丈夫ですが、冬はダウンジャケットやフリースなど厚手のものがあったほうが安心です。また、冬はマイニングサイトで過ごすときも、特に朝晩は10度前後まで冷え込むことがよくあるので、厚手の羽織は必須です!

特に早朝のフライトはパース市内でもすでに肌寒いです。

2. 白いTシャツがまさかの変色…対策は?

キャンプには、共用のランドリーがあり、全ての人が利用します。わたしは、以前、真っ白のTシャツをキャンプのランドリーで洗濯したら、真っ白ではなくなってしまいました笑。(そんなに汚くなったわけではないけど、違う感じの白色になってしまいました…)

まさか、洗濯して汚れて帰って来るなんて思わなかったので、びっくりでした。幸いにもめちゃくちゃお気に入りだったわけでもないので、良かったですが、必要最低限のものだけ持ってくるようにしようと思いました。

マイニングの現場仕事から戻ってくるワーカーをみると、服に茶色い砂がたくさん付いている人をよく見かけますし、キャンプ内でも、地面にものを一瞬落としただけで、砂が付いて少し茶色く汚れがつくことはよくあります。作業着の洗濯がメインのため、洗濯機自体がいわゆる一般的な家庭で使うような洗濯機のように綺麗ではないということです。

なので、白い服やお気に入りの服などは部屋で自分で洗ったり、あえて持ってかないのをおすすめします!

マイニングサイトで出会ったベテランのおじちゃんも、「Brand new(新調した)の下着じゃなくて、ボロボロのを持ってこないとだめだよー」なんて言ってました。わたしも、新しく下着や靴下を買って張り切っていたのですが、それはパースで普段に使うようにして、以前から使っていた古いものをマイニングの仕事用にしました。

ランドリーには乾燥機もあります。主にマイニングの現場で働く人たちがこのように外に干していることが多いです。

3. タオル・バスマットと石鹸は無料で支給される!

大抵の場合、バスタオル2枚にバスマット1枚が貸し出されます。タオルが貸し出されるのは荷物にもならないし、ありがたいですね。(大抵の場合、1週間に1回ハウスキーピングしてもらえて、新しいタオル・マットと交換してもらえます。)

また、固形石鹸が無料で支給されます。わたしはいつも石鹸で体を洗って、シャンプー・コンディショナーを自分で持っていきます。

ホテルとは違い、歯ブラシや綿棒、パジャマ・スリッパなどはないので、自分で持っていく必要があります。ヘアドライヤーもありませんので、忘れずに!というわたしは、初めはヘアドライアーを持参していましたが、日本に比べて乾燥しているオーストラリア。さらにマイニングサイトではもっと乾燥していて、だんだんドライヤーを使わなくなったので、持ってこなくなりました笑。(バンライフも始めて、バン普段でも使わなくなったので、友人にあげました。)

ただ、冬は寒いので、ドライヤーがないとちょっと風邪をひきそうになります笑。

とあるキャンプの部屋。Fly Inしてチェックインするとこんな感じで出迎えてくれます。

4. ご飯を入れるためのタッパーを忘れずに!

以前は、使い捨ての容器・カトラリーを準備しているキャンプもありましたが、現在は多くのキャンプで容器の持参が必須です。自分のランチを作るためなので、マートなどで売っているものなど、なんでもOK。わたしは、いつも大きめの容器2個と、シリコンタイプのジッパー袋を持っていきます。

すでに包装されている、サンドイッチやラップ(キッチンハンドのUtilityスタッフが作ったもの)も自由に持っていけるし、りんごやバナナなどフルーツが丸ごとおいてあるので、容器がなくてもなんとかはなります。カットフルーツやサラダ、おかずなどを自由に詰めたい人は、容器を持っていくといいです。

また、サンドイッチやラップを自分で作るコーナーもあり、サランラップやアルミホイルも準備されていて、自由に使うことができます。

タッパーを忘れたり、追加で必要になれば、割高かもしれないですがキャンプのリテイルショップでも購入は可能です。(みんな似たようなタッパーを使うため、長時間放置しておいたりすると、無くなってなってしまったり、誰かに持って行かれてしまうことがあるので、管理には少し気をつけたほうがいいです笑)

プラスして、ランチや容器を入れるちょっとしたトートバックや袋があると持ち運びに便利です。

ある日のランチ。サンドイッチなどばかりだと飽きてしまうので、タッパーもあると食べたいものを自由に詰められていいです。

5. 水分補給に大きめの水筒を

マイニングサイトの休憩室や、キャンプ内には、いろいろなところにウォータークーラーや製氷機が設置されているので、わざわざ飲み水を買う必要はありません。

個人的には、1L以上のものが便利かなと思います。ウォータークーラーがたくさんあるといえど、そんなに頻繁に汲みに行くのは時間の無駄ですし、思ったよりたくさん飲むからです。

とても乾燥するし、地域的にも暑い日が多いので、熱中症予防・脱水予防によく水を飲むので、水筒は常に持ち歩きます。特に夏は、45度近くまで気温が上がるので、保冷機能付きが便利です。

また、コーヒーもリテイルショップで購入できますが、最近はマイカップ持参のところも増えてきています。毎朝コーヒーは必須!なんて方は、マイカップやタンブラーも忘れずに。(インスタントのコーヒーはダイニングで無料で自由に飲むことは可能)

夏のハウスキーピングは、サウナの中で働いているかのような、熱気と汗。

6. 女性の場合は、生理予定日の確認も忘れずに

2週間のSwingだと、意外と次の生理が始まりそうなんてこともあります。

でも、突然来ても、心配はいりません!マイニングサイトは僻地にあるといえど、コンビニのようなちょっとしたお店もあります。

また、共用の女性トイレには生理用品を設置してくれているところも多く、無料で使うことができます。

歩いていたらハート型のダストを発見笑。

7. ご飯を食べていくか、軽食があるといいかも

パースからマイニングサイトまでのフライトは2時間弱が多いです。ただ、2時間超えのフライトでない限り、機内での軽食の提供はない場合がほとんどで、水・コーヒー・紅茶・ジュースのサービスのみです。

例えば、早朝のフライトで朝ごはんを食べずに乗ると、お腹が空いて結構辛かったです。(FIFOの仕事に行く場合、朝5時・6時頃の飛行機に乗ることが多い)

※ところが軽食が提供される基準が謎です。2時間超えのフライトでも、軽食をもらえないことも多く、マイニング会社の裁量によるのか、わたし自身もよくわかりません。なので、基本、軽食はなくて出たらラッキーくらいの気持ちでいます。

UtilityのDay Shiftの場合、キャンプに到着後、すぐにキャンプの説明や仕事場に案内さることが多く、とっても腹ペコで大変だったことがあります。

ちょっとしたパンやビスケットなどを忍ばせておくのがおすすめです。

2時間15分のフライトの時に出た軽食。今までで、この時だけでした。

8. キャンプで無料で使える娯楽施設

わたしはジムを使ったことがないので詳しくはわかりませんが、室内用の靴は必須のようです。ランニングマシーンや様々な器具、ヨガマットなども自由に使えます。(わたしはいつも、自分のヨガマットを持参して、自分の部屋でヨガをしています。このやり方がわたしは結構気に入っています。)

また、夏の暑い日に、仕事終わりにプールに行くのもとても気持ちがいいですよ。

他にも、キャンプによっては、バスケットゴール、フットボールができるグラウンド、ゴルフの打ちっぱなし、ビリヤードがあったりします。

また、ウエルネスセンターでは、たまにヨガやストレッチ、瞑想などのレッスンが無料で受けられたりすることも。

キャンプにある屋外プール。


初めてマイニングの仕事に行くときは、なかなかどんな感じなのか、想像もつかなかったですが、何度か仕事に行くうちに、自分のスタイルができていきます。そうすると、心にも余裕が生まれて、人との関わりやキャンプでの生活も楽しめるようになりました。これからマイニングの仕事を始める方の参考になれば幸いです。

P.S.もう一つ、面白いことを忘れていました!

9. 突然のカエルに注意!

特に夏ですが、シャワーの排水溝やトイレの便器の中から!なんとカエルがぴょこっと出てくることがあります。びっくりしないように気をつけてください。(わたしはトイレを使う前に、よく観察したり、一度フラッシュしてから使ったりしています。)

この前は、便座の下に2匹も隠れていて、びっくりしたのと、「ここにいたのかー!」と笑ってしまいました。

なかなかしぶとくて、水をかけても排水溝に戻らず、逃げていきます…笑
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA