ローカルRiggerの仕事を辞めました

こんにちは。わたしはPerth市内のWorkshopでRiggerとして働きながらも、継続してFIFOのポジションにもアプライしていました。

そしたら、なんと!奇跡的に、FIFO ShutdownのSwingを一つゲットすることができました! 

初めはすぐに信じられませんでした。本当に運が運がよかったと思います。

必要なインダクションやメディカルチェックなどを受けて、本当に仕事に行けることが確定した段階で、働いていたローカルの職場に話すことに。

辞める1週間前にManagerに「ビザの延長のためにリモートエリアで働かないといけないから、来週の金曜日まで働ける」という風に伝えました。

正直、心はとても複雑でした。

一緒に働くメンバーはみんないい人たちで、会社の雰囲気もよく、ましてやトレーニングとして雇ってもらっていたのに、途中でやめるのが申し訳なかったです。

また、給料もローカルの中ではよかったし、やっとみんなと馴染んできたところだったので、続けたい気持ちも山々でした。

でも、やっぱりマイニングに挑戦したい気持ちがあったので、ビザを言い訳に使い、泣く泣くやめることを伝えました。

Managerに伝えた時に、思っていたのと違う反応がありました。

「ビザのために必要なのは理解できるよ。一生懸命働いてくれてとてもよかった。そして、1週間前にNoticeしてくれてありがとう。」

こんな気持ちのいい返しが来るとは思っていなくて、逆にこちらがびっくりしてしまいました。

本当に素敵なリーダーのもとで働けたんだな、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

引き止めようとするのではなく、わたしのことを認めてくれて、わたしの意見を尊重してくれているのが伝わりました。なので後味がとてもよかったです。

そして、会社にとっては人手が減るので、いいことではないはずなのに、最後に感謝の言葉で終われる余裕がすごいなと思いました。

こうやって感謝の気持ちを伝えることは、とても素敵なことだと実感しました。

そういえば以前、FIFO Utilityの仕事をゲットして、Perth市内のCatering factoryを辞める時も、同じようにいい意味であっさりしていたのを思い出しました。

他人のことだから、どうしようもできないといい意味で諦めがあるようにも思います。

人の意見を尊重することを言葉でわかってはいつつも、ついつい自分の意見や考えを主張してしまうことがあります。本当の意味での、その人を尊重することを学んだ気がしました。

その後も、辞めると聞きつけた何人かのチームメンバーが声をかけてくれました。

中には、あまり接点のなかった人も、わざわざ話しかけてくれて、「金曜日で辞めちゃうって聞いたけど。新しい仕事見つけたの?何するの?」と少し話して、最後に「がんばってね!」と伝えてくれました。

人づてに聞くのではなく、直接コミュニケーションを取って、聞いてくれるのがとても嬉しかったです。

まだまだ英語が不足しているわたしですが、こういうコミュニケーションができたときに、心がいっぱいになるのでした。

仲良くなったおじさんワーカーも「いつパースに戻ってくるの?」、「See you next year!」なんて、声をかけてくれて、とても嬉しかったし、素敵な出会いに恵まれた日々でした。

さらに、最後にManagerから、

「もしPerthに戻って来て仕事が必要だったら連絡してね。よく働いてくれたから。最大限長くいられるようにしてあげるよ。」とまで声をかけてもらって、泣きそうになるくらい嬉しかったです。

右も左もわからない状態で働き始めたけど、わたしなりにできることを一生懸命やってきました。何もできないわたしを初めから受け入れてくれて、かつその頑張りも認めてくれて、評価してもらえたのがとても嬉しかったです。

わたしは約3週間、ローカルWorkshopで働きました。長いようで、でも、あっという間の時間でした。

仕事やRiggingに関わることだけでなく、本当に多くのことを学ぶことができたと思います。

FIFOの仕事も、今回は12日間の1Swingだけもらっただけなので、このSwingが終わったら、また仕事探しをしなければならないと想像できました。

ローカルジョブではあったけど、やっとゲットできたRiggerの仕事で、環境や条件も悪くないのに辞めてもいいのか…。辞めるかどうかとても悩みました。

FIFOだけじゃなく、オーストラリアでは仕事をゲットするのに、タイミングや運も関係してきます。特にFIFOの場合は、フットワークが軽いほうが有利です。

なので、きっと、これはチャンスだ!と思い、今回ゲットできたFIFOの仕事は、時給がローカルジョブとほとんど変わらない仕事ですが、やることに決めました。

また、一度、実際にマイニングサイトに行き、どんな風に働くのか、現場の雰囲気を知るためにも、サイトで働いた経歴を作るためにも、大事なポイントになると思いました。

ローカルでの経験と素敵な出会いで、前よりも色々な面で自信が持てたので、新しいステップも不安よりわくわく増しで踏み出せそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Have a good day!

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