5. ワーホリ・現場未経験者のための、FIFO Site Worker 職種選びのヒント

前回のブログでは、UtilityとSite Workerそれぞれの必須資格と、あったらいい資格について簡単にまとめてみました。

また、こちらのブログでは、Utilityだけでなく、様々なSite Workerの職種についてもシェアしました。

Site Workerにはいろんな職種があり、どんな職種があるか、どんな資格が必要かはわかったけど、どこから手をつけていいか、自分には何ができるか…などなかなか決めきれない部分も多いかと思います。

今回は、ワーホリや現場未経験の方に向けて、自分が目指す方向や職種選びの参考になればと思い、いろんな視点から、Site Workerの職種についてまとめてみました!

学歴・必須資格の有無別 Site Worker職種まとめ

わたしはマイニングサイトで1年以上働いてきて、様々な仕事を経験してきました。それらの経験をもとに、マイニングサイトで働く職種について、初めての方にも理解しやすいように、図を使ってまとめてみました。

まずは、現場経験者、未経験者、学歴・経歴、資格の有無別にまとめたものです。これが全てではないですが、メジャーなものはカバーできていると思います。

  • 黄緑色:自国やオーストラリアで学歴・経歴のある方ができる職種。該当すればもちろんワーホリでも可能。
  • 水色:オーストラリアでHigh Risk Work Licenseの取得が必要だが、学歴は不要。
  • ピンク:White CardやWorkign at Heightsなどの基本的な資格を除いて、特別な資格が必要ない職種。
  • オレンジ:学歴や資格にプラスしてIRATA Rope Accessの資格を取得する必要がある。
  • 基本的に、ワーホリだからできない職種というものはほぼなく、結局は学歴や経歴、持っている資格次第で、誰でも挑戦できるものがほとんど。

上記では様々なSite Workerの職種について、資格を基準にまとめてみました。

そして次は、実際にマイニングサイトで働く時のよくあるチーム編成を基準に、職種についてまとめてみました。

サイトでのチーム別、Site Worker職種まとめ

Mechanical、Ropie、Sparky、Scaffyなどは、現場でよく使われるそれぞれの呼び名です。

さらに、ワーホリが多い職種別に色分けしてみました。

  • 緑:学歴・経歴のあるワーホリが多い。
  • 赤:未経験のワーホリが多い。
  • 橙:未経験のワーホリやや多い。

Mechanicalのチームは、一つのサイトで複数のチームが作られることも多く、それぞれにTAやSentryが配置されるため、未経験者もできて、必須資格もないTAが人気であり、実際にそれなりに需要もあるということになります。また、わたしはこのMechanicalチームで、Riggerとして配属していましたが、ほとんどTAと同じような仕事をしていました。

TAの仕事について、こちらのブログで紹介しているので、参考にしてみてください!

”Riggerの資格があるといい”、という情報も聞いたことがある方がいるかもしれませんが、Riggerはいろんなチームで活躍しており、学歴が不要なため、実際にワーホリも多いですし、現地の未経験者(キャリアチェンジ)などのオージーのおじちゃんたちも多かったりします。

Scaffolderはガッツリ力仕事のため、女性は少ないですが、男性のワーホリは多い印象です。ScaffolderはScaffolderだけのチームになるため、TAやRiggerよりは働く人数が多めのことが多いです。

また、RiggerやScaffolderはHigh Risk Work Licenseの取得は必要にはなりますが、TAに比べて給料も高く、未経験者が挑戦しやすい職種であり、ワーホリも多い印象です。

Hose Handも、TA同様に少ない資格で、かつ未経験者ができる職種のため、ワーホリにも人気があるものです。

Storepersonは、基本的に会社のTool Store(会社の道具が保管されている倉庫)で、管理をする仕事であり、ほとんど1人(たまに2人)配置されることが多く、狭き門ではあります。たまに、TAがStorePersonとして配置されることもあります。

Operatorは、Site Workerの中でもトップクラスに給料がいい場合が多く、Operatorの種類によっては、経歴を問わず可能なものもあったり、オーストラリアでの経歴でつけるポジションもあるとのことで、ワーホリでも活躍している人がいるらしいです。(韓国人に人気)

ここからは、マイニングサイトでも、未経験者の人たちがたくさん働いている、TA・Rigger・Scaffolderが+αで持っていると役立つ資格について、実際にサイトで働く人の声をもとに、シェアしていきます!

TA+α持っていると役立つ資格

①TelehandlerForklift

これまでのブログでも何度も紹介してきたTA。基本的には、Tradesperson(WeldrやBoiler Makerなど)をサポートする仕事がほとんどですが、一方で、いい意味での何でも屋としても、いろんな仕事を任されることがあります。

そのうちの一つが、TelehandlerやForkliftを使った仕事です。マイニングサイトでは、人の手では動かせないほどの大きなものを動かすために、TelehandlerやFolkliftを使うことが多く、ちょっとした移動から、大きな移動までその時々によって異なります。

Forkliftはものを移動させるだけでなく、トラックの積み下ろしにもよく使われます。

以下の写真では、黄色のGang box(Toolが入っているコンテナ)を移動させるためにTelehandlerで持ち上げようとしている様子です。左の人がSpotterのような役割です。

ちょっと小さめサイズのTelehandler。

以前、TAの仕事にアプライした同僚が、電話で「Telehandlerの資格を取ってきたら雇うことができる」という旨の話があった、と言っていたこともあります。

②EWP

TAの場合は、EWPを操作することよりも、Spotterとしての役割を任されることが多いです。

Spotterとは、簡単に言えばガソリンスタンドでのオーライオーライみたいな役割で、周りの安全を確保しながら、EWPの操作を安全に誘導する役割です。Spotterをする場合にも、EWPの資格が必要になることがほとんどであり、TAとして持っていると有利になると言えます。

実際に、わたしがEWPのSpotterをした時の様子。

③HR Driver’s License

現場で使用する大型トラックなどの運転ができるHRがあると有利にはなります。そんなに頻繁に大型トラックを運転するわけではないですが、いざ必要になった時に、HRがあるということはポイントになるようです。現場では意外とHRを持っていない人も多いです。

基本的に、仕事が終わったら、使った道具や物品を全て元の場所に返却する必要があります。

TAはHigh Risk Work Licenseなどの高額な資格は必要ないですが、これらのちょっとした資格を持っていることで、仕事探しでは有利になったりします。

Rigger+α持っていると役立つ資格

まず基本として、Riggerとして働くためには、Dogging、Basic Rigging、Intermediate Rigging、(Advanced Rigging)の資格の取得が必要になります。FIFOの仕事をゲットするためには、最低限、Intermediateレベルまで取得しておくのがベター。

わたしはAdvancedまで取得しましたが、正直必要なかったなと感じています。Advanced Riggerの仕事はあるけど、Advanced Riggerレベルの仕事の経歴が十分ないと雇ってもらうのは難しく、またAdvancedレベルの仕事の経歴を作る機会自体が少ないからです。(マイニングサイトではAdvancedレベルの仕事はほぼないため、経歴を作るならシティジョブやサーカスの設営などの仕事で経歴を作る必要があるんだとか)

①EWP Over 11m

巨大なストラクチャーをLiftingする時に、EWPを使って、チェーンやスリングなどを取り付けることがあります。

EWPを使って取り付けました!

また、MechanicalチームでRigger兼TAとして働く時にも、Spotterとしての役目だったり、実際にカゴの中に入ってサポートしたりする仕事を任されることもあります。

②(Rope Access)

Rope Accessのメジャーな仕事のうち、未経験でもできるRiggerに+Rope AccessでRope Accessを始める人が多いです。わたしもそのうちの1人で、ワーホリも多いです。

これはあくまで個人的な話ですが、おそらくCrane Riggerとして働けていたら、そのままCrane Riggerを続けていたかもしれないです。(なぜなら、Rope Accessの仕事も、経験がないとゲットするまではなかなか大変だったからです。わたしが仕事をゲットした時のことはこちらのブログに。)ですがMechanical Riggerの場合は、TAのような仕事内容が多く、若干忙しいことや物足りなさを感じたこともあり、Rope Accessに挑戦することにしました。また、わたしの友人でCrane Riggerをしている子は、Crane Riggerが給料もよく、仕事もそこまで大変じゃないとのことで、そのままCrane Riggerを続けると話していました。

興味のある方は、Rope Accessの仕事は楽しいので、ぜひ考えてみてください。

Scaffolder+α持っていると役立つ資格

ScaffolderもRiggerと同様に、まずはBasic Scaffolding、Intermediate Scaffolding、(Advanced Scaffolding)の資格の取得が必要になります。ScaffolderもIntermediateまで取っておくと仕事探しがスムーズです。Scaffolderの仕事を始めて必要であれば、Advancedを追加で取るのがおすすめ。Scaffolderの場合は、マイニングサイトでもたまにAdvancedレベルの仕事があるみたいです。

①Forklift

足場の資材の保管場所(Yard)での整理整頓でForkliftを使います。また、資材をトラックに積み込んで、現場に運ぶ時にも、Forkliftが活躍します。

トラックにScaffoldingの資材が積まれている様子。

②HR Driver’s License

資材を運ぶときに、Forkliftでトラックに積み、そのトラックも自分たちで運転するため、HRのライセンスがあると重宝されます。わたしのパートナーは、現場で唯一HRライセンスを持っていたことも強みとなり、現在のサイトに継続して仕事に呼ばれるようになったそうで、ScaffolderでForkliftやHRを取っておくのをおすすめしています!

こちらは大きなコンテナを移動させる時の様子。

現場経験がない中で、資格を取ったり、仕事にアプライしたりするのは、なかなか勇気がいるし、難しいことだと思います。(わたしもそうでした)

でも実際にマイニングサイトで働き始めて、わからないながらにもできることをやったり、一生懸命学び続ける姿勢を見せることで、少しずつ認められるようになりました。

マイニングサイトでは、現場未経験だった人もたくさん働いているので、ぜひチャレンジしてみてください!

ブログが少しでも参考になれば幸いです!

Have a good day!

※気軽にコメントお待ちしています。

※WA、Perthの情報が主になります。

※わたしは英語力・コミュ力低めです。なので、英語力・コミュ力のある方は、わたしほど苦労せずに仕事をゲットできる可能性があります!また、英語・コミュ力に自信のない方でも、努力と挑戦次第でマイニングの仕事はできます!応援しています!

※ワーホリ、マイニング未経験者の視点からまとめています。(経験者や技術職の方には当てはまらない部分もあるかと思います。)間違っている情報や、追加・修正などあればぜひ教えていただけたら助かります。

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