10. FIFO Utility vs Site Worker 両方経験してみての比較

お久しぶりのブログ更新となりました。

そんなわたしはオーストラリアでのワーホリも残すところ2ヶ月を切りました…!FIFOの仕事ももうすぐ終わりになることを考えると、やっぱり少し寂しいなと感じる日々です。

今回は、FIFO UtilityとSite Workerの両方を経験してみて、違いや感じたことなどをいくつかの項目に分けてシェアしていこうと思います!

  • 仕事内容
  • 仕事量
  • 給料
  • ストレス

仕事内容

FIFO・マイニングの仕事は、”鉱山で働く”とよく表現されます。鉱山と聞くと、穴を掘ったりするイメージを想像すると思います。が、実際はそのイメージとは少し違います。

Utilityの場合は、Fly in/Fly outで僻地で働く特殊な働き方ではありますが、鉱山の現場で働くのではなく、キャンプで働く仕事のため、仕事内容は一般的なホスピタリティと似ています。

初めてUtilityの仕事に行った時のキャンプ。1人ずつの個室が割り当てられます。

Site Workerの場合も、実は実際に”掘る”仕事をする職種は限られており、多くの職種が、掘った後の鉱物のプロセス段階の機械のメンテナンスに関わる仕事をすることが多いです。なので、掘るのではなく、工場や工事現場のような機械やストラクチャーをいじる仕事がメインになります。

鉱物を運ぶ巨大なベルトコンベアーやそのベルトを回すローラーに関する仕事も結構多いです。右側にあるのがコンベアー。

Utilityには、毎日の食事の準備や片付けなどに関わる仕事のキッチンハンド、労働者の寝泊まりする部屋の掃除をするハウスキーパー、現場の休憩室やトイレの掃除をするマインサイトクリーナー、キャンプの売店で働くリテイル、キャンプの受付のアドミンなどの仕事があります。

これらの仕事は、基本的には毎日同じようなことをするルーティン業務サービス業がほとんどです。

働く会社やキャンプで簡単な研修を受ければ、特別な知識や資格なく就ける仕事が多く、仕事のやり方さえ覚えれば、同じことの繰り返しなので難しいことはあまりないです。

ルーティン業務なので、スキマ時間をうまく活用して自分時間を楽しんだり、他の人との交流を楽しんだり、Utilityの仕事を好きで長く続けている人・わたしにはSite Workerはちょっと…Utilityで十分!という人も多かったです。わたしは、初めのうちは楽しんでいたものの、だんだん仕事に飽きてきてしまい、1年ほどUtilityを続けて、その後Site Workerに転職しました。

Site Workerの場合は、一つの仕事を終わらせるために、Day ShiftとNight Shiftが交互に仕事を進めていくプロセス型の仕事が多いです。なので、仕事を終わらせた時の達成感があり、チームで共有できることもSite Workerの仕事の魅力の一つ。また、対人サービス系のUtilityとは異なり、内容はがっつりメカニカル系の仕事になります。

Site Workerの一部の職種では専門的な学歴や経歴が必要な仕事ですが、その他の職種の中には講習と試験に合格することで取得可能な資格があれば、誰でも挑戦できる仕事もあります。なので、未経験者のワーホリでも多くの人がSite Workerとして働いています。

現場で働くにあたって、道具の名前や使い方など、覚えるべきことはUtilityに比べると多いので、日々勉強です。しばらく働いていると、同じような工程だったり、似たようなことをやっていたりするので、経験していくうちに仕事の流れは掴みやすくなっていきます。

部品を交換したり、ボルトを締めなおしたり…。

仕事量

基本的には、その時々の忙しさによって、仕事量は変わってきます。

Utilityの場合、Shutdown期間前後が一番忙しい時期で、仕事量も増えます。Shutdownの仕事をするためにたくさんのSite WorkerがFly Inするからです。カジュアルはこのShutdown期間に派遣されて働くことが多いので、忙しい日が多かったです。

ここだけの話ですが、Shutdown期間のキッチンハンドの皿洗いは、本当に何度も辞めたい!と思った終わりのない地獄のようでした笑。

一緒に働くメンバーによっては、慣れた手つきでスムーズに、イージーに仕事を進められたり、楽しく仕事ができたりするので、時間があっという間に感じることもあります。

一番楽しかったマインサイトクリーナーの仲間たちとチルなひととき。

Site Workerの場合、仕事を始めるまでの段取り、他の会社との兼ね合い、仕事を始めるにあたって必要になるマイニング親会社からの許可証の受け取り、必要な部品が届くのを待つ…など本当にさまざまな理由で、待機時間が生じることが多いです。

Crib room(休憩室)で待機することもあれば、現場で・車の中でなど、状況によってさまざま。ラッキーな時は、「今日は何もしなかったな〜」という気持ちで1日を終えることも。仕事の初めの時期と終わりの時期に比較的チルな日が多いです。

仕事が本格的に始まると、朝から夕方まで常に現場に出向いて仕事仕事となります。

仕事を始める前に準備するペーパーワークもたくさんあります。

UtilityとSite Workerを比べると、Utilityは日々コンスタントに仕事をこなす感じで、Site Workerの方が仕事の波があるといった感じです。

給料

会社や雇用形態、職種にもよりますが、基本的にはUtilityよりSite Workerの方が給料が高いです。

また、Utilityの場合は、Fly in/ Fly outの時の移動時間には時給が発生しないですが、Site Workerの場合は移動時間にも時給が発生する会社がほとんどです。わたしの会社はin/outで合計4時間分のペイですが、会社によっては12時間ペイしてくれるところもあります。(これはUtilityからSite Workerに転職してちょっと嬉しかった部分です!)

さらに、Site Workerで、Penalty(通常の時給に上乗せされる割増賃金)やSite allowance(現場で働くことへの手当て)、まれにOvertime(時間外労働)といった、特別な手当が付く会社もあり、時間・シフト単位、1日単位で支払われるため、時給+αで給料がもらえることがあります。

Site Worker求人メールの一例

ただし、すべての会社で支払われるものではなく、雇われる会社ごとに異なります。例えば、わたしの会社では、PenaltyやSite allowanceはなくFlat rateですが、わたしのパートナーの働く会社ではこれらの手当が支払われており、若干基本の給料が低めですが、手当も合わせることでほぼ変わらないか、Flat rateに比べて高いこともるようです。

Site Worker求人メールの一例

なので、Site Workerの仕事を探す時にも、給料面で、Flat rateなのか・PenaltyやSite allowanceなどの手当があるかなども要チェックです。時給が低めでも、PenaltyやSite allowanceなどの支払いがあるのであれば、悪くないかも!ということにもなります。

Utilityも、Site Workerも基本的には、Day ShiftとNight Shiftがあり、Night Shiftの給料が高く設定されています。Site Workerの場合は、15%増の設定になっている会社がほとんどです。

ストレス

UtilityもSite Workerもそれぞれにいろんなストレスがありました。

Utilityで感じたストレスの例

  • Supervisorがサボっていないか見回ってチェックしていた
  • ハウスキーピングの割り振られた部屋数が多すぎた
  • ハウスキーピングのトロリーが前日に整理されていなかった
  • 担当の部屋がカオスな散らかり具合だった時
  • 夏のハウスキーピングはサウナにいるようだった
  • 朝食・夕食のピークタイムのキッチンハンド・皿洗いは忙しすぎてもう無理!
  • キッチンハンドはキッチンに拘束される時間が長い&常にSupervisorがいる環境
  • 時々サボる人がいてもやもや
  • マイニングサイトの掃除をしているとSite Workerたちが長時間チルしていて羨ましかった
  • 掃除、皿洗い、整理整頓を終わらせても、また同じことをやるというルーティン業務にうんざり
  • こんなに働いているのにSite Workerより時給が低いという事実にもやもや
Supervisorから差し入れのジュースも汗だく!

個人的には、Hospitalityの仕事も好きだけど、マイニングの場合は規模が大きくて、機械的に働いている感じがするのがわたしには合わなかったようです。

そもそも、UtilityとSite Workerでは仕事内容が全く違うわけで、比べたところで意味がないのはわかっているのですが、当時UtilityのわたしはSite Workerと比べては落ち込んで、変なストレスもたくさんもらっていました…。(Utilityを経験していないパートナーから、Site Workerはチルいよみたいな話をよく聞いていたので、「こっちは真面目に忙しく頑張ってるのに…!」ともやもやしたり)でも実際、Site Workerで働いてみたら、チルい時間も多いけど、忙しい時は忙しいし、体力も力も使うし…とどっこいどっこいではありました。

トマトカッターを使うので、手で切るよりはきれいに、楽にできちゃいます。

Site Workerで感じたストレスの例

  • ダスト・ダスト・ダストな環境
  • 男性の多いチームに馴染むなどの人間関係
  • タバコを吸う人が多い
  • 言葉使いにリスペクトがないSupervisorにもやもや
  • 仕事の流れやツールがわからなさすぎて落ち込む
  • オージーイングリッシュがわからなさすぎて落ち込む
  • 仕事をサボっていないかチェックに来るSupervisorにもやもや
  • 段取りが上手じゃないSupervisorだと結構振り回される
  • わたしができることがない・何をしたらいいかわからず、自分の存在意義が揺らぐ時
  • コミュニケーションの少ないチームで、みんなバラバラで居心地が悪い時
  • Day ShiftまたはNight Shiftが仕事を全然進められていない時、または仕事が間違っていてやり直さなければならない時
  • 仕事が終わった!と思ったら、Supervisorがすぐに新しい仕事をもらってきた時
おそらくメカニック系のことで話し込んでいる同僚。

現場では、Utilityに比べて断然オージーのお兄さんやおじちゃんが多いので、オージーイングリッシュに触れる機会がとっても増えます!さらに、専門用語やただでさえ現場の仕事を知らないわたしにとっては、とっても大変でした。(ワーホリの仲間やフィリピンのおじちゃんたちにいつも聞き直して教えてもらっていました)

Site Workerの仕事は、ほとんどの場合、1人ではできない仕事なので、チームプレーが必須。なので、チームの雰囲気がよくなかったり、自分がチームに入れていないと感じる時などは、かなりメンタル的に辛いものがあります…。

この時わたしはやることがなく、ただ見ていました笑。作業が終わってから片付けや掃除の手伝いをしました。特に女性はこういう場面が結構あるかもしれません。

UtilityとSite Workerについて、わたしの経験をもとに比較してみました。

どちらも、始めた当初は、初めてのFIFO・マイニングの仕事ということで、新鮮で面白く感じていたことばかりでした。

仕事に慣れてくると、この仕事が好きかどうか、自分に合うかどうかというのが少しずつわかってきました。わたしの場合は、ルーティン業務の多いUtilityよりも、こつこつ進めていくプロセス型でいろんな仕事ができるSite Workerの働き方が合っていた気がしました。ダストや人間関係など、働く環境に対するSite Workerのストレスは少なからずありましたが、仕事量や給料の良さも、Site Workerを続けるモチベーションになっています。

Utilityにいろいろ不満も出てきて、Site Workerに転職したわけですが、Site Workerになったらなったで、また別の不満やストレスは出てくるので、ストレスって、結局は自分の受け取り次第だなと学びました。

そんな時は、「拙い英語・仕事でもまだまだにも関わらず、FIFOをさせてもらえていることに感謝!」することで、そういったストレスや不満は軽くなります。本当にありがたいことです。

全く関係ないですが、ハロウィンのときのダイニング。この人形はしゃべったり、動いたりするのですが、みんな完全にスルーで、それがシュールで面白かったです。

また、これはUtilityでもSite Workerでも言えることで、もう辞めたい!と何度も思ったことがあるのですが、ペイスリップを受け取ると、その辛さを忘れて、「これは頑張るしかない!」「もっと働くぞ!」と不思議とやる気が出てくるのです!ある意味、FIFO・マイニングの仕事は中毒性があるように思います笑。

UtilityとSite Workerを比べて、どっちがいい・悪いではなく、違いを知って職種選びの参考にしたり、同じく仕事のストレスを感じている人の理解者になれたらないいなという思いから、今回のブログをまとめてみました!少しでも参考になれば幸いです!

Have a good day!

※気軽にコメントお待ちしています。

※WA、Perthの情報が主になります。

※わたしは英語力・コミュ力低めです。なので、英語力・コミュ力のある方は、わたしほど苦労せずに仕事をゲットできる可能性があります!また、英語・コミュ力に自信のない方でも、努力と挑戦次第でマイニングの仕事はできます!応援しています!

※ワーホリ、マイニング未経験者の視点からまとめています。(経験者や技術職の方には当てはまらない部分もあるかと思います。)間違っている情報や、追加・修正などあればぜひ教えていただけたら助かります。

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