<2025年7月>30歳でフィンランドワーホリを申請!①ビザ申請までの準備
こんにちは!先日一時帰国をしたのですが、その目的は…フィンランドのワーホリビザを申請するためでした!
オーストラリアンドリーム、ウルルに続いて、わたしの人生の夢の一つである、「フィンランドに住む」という夢を叶えるための第一歩、フィンランドワーホリに行くことを決意したのです…!

とは言っても、このブログを書いている現時点では、まだフィンランドワーホリに行けるかどうかは確定していません。それは、わたしがちょっと複雑な状況の中でビザを申請したためです。後ほど、詳しく説明したいと思います。
始めは、ちゃんとビザをもらえてから、ブログに載せるつもりでしたが、ビザの申請の手順の中で一部、以前と変わっていた点もあり、これから申請を考えている方に、参考になればと思い、ビザの申請までどんな流れだったかをシェアしようと思います。
また、やっぱり情報は新しいうちにシェアしないと、どんどん古くなってしまうし、どんどん溜まっていってしまうことを、ブログを始めてから痛感しているので、思い切って今の状態でブログを書くことにしました!
今回は、実際にビザを申請するまでにわたしが準備したことをシェアします。
フィンランドワーホリを決意するまで
実は、フィンランドワーホリに行く!と決めるまで、数年間ずっと悩み続けていました。フィンランドワーホリが始まる前から、「できたら絶対行きたい!」と考えていたのですが、いくつかの理由で決めきれずにいました。
・わたしのパートナーは、韓国人のため、フィンランドのワーホリ制度が使えない。→離れ離れになってしまい、寂しいし不安になるかも。
・そもそも彼はフィンランドやヨーロッパに興味があまりなく、乗り気ではない。
・彼は、オーストラリアワーホリ後に、なるべく早くどこかに定住して自分の家を持ったり、子育てをしたりして、安定した生活をしたい。(日本で古民家をリノベしたい。若いうちに子供を持ちたい。)
・わたしは落ち着きたい気持ちもあるけど、もう少し海外で過ごしてみたい。(フィンランドに住むという夢を叶えたい。だって落ち着いたら難しそうだし…せっかくのチャンスなのに…)
・わたしはオーストラリアのワーホリもできれば3年間最後までやり切りたい。
パートナーとの意見が合わず、将来の話をするたびに、よく喧嘩したり、わたしが不機嫌になったりしていました。
そんな日々を数年ほど送っているうちに、それでもわたしが折れないので、彼もわたしが「フィンランドにそんなに行きたいのか!」と思ってくれたらしいです。そして、自分も他のヨーロッパの国にワーホリに行くから、それで一緒に過ごしたり、旅したりするのはどうか?と提案してくれたことで、わたしは気持ちよく、フィンランドワーホリに行くことを決めることができたのでした。(いま思えば、数年以上も悩んでいたなんてびっくり)

ビザ申請時の変更点
フィンランドワーホリを検討されている方は、もしかしたらご存知かもしれません。
以前→Enter Finlandにてオンライン申請後、大使館を訪問する必要がありました。
現在→Enter Finlandにてオンライン申請後、VFS Globalを訪問するに変更になっています。
念のため、「VFS訪問後に大使館を訪問する必要があるか」を大使館に確認したところ、必要ないとのことでした!なので、Enter Finlandでのオンライン申請+VFS訪問で申請自体は完了します。

また、VFSから届く案内メールにも書かれていますが、Google Mapで検索すると、VFSが移転前の違う場所に出てきてしまいます。正確な場所は、築地にある共同テレビジョン(浜離宮サードプレイス)の建物(1Fにローソンがある)の8階です。案内メールで送られてくる住所を直接入力すると、安心かと思います。

フィンランドだけでなく、イギリスやカナダ、デンマークやドイツなど、たくさんの国のビザの申請手続きを行なっている場所のようですね。

オンライン申請手続き前に準備したこと
- Enter Finlandを登録
- 入国予定日の決定
- 必要書類集め
- 仮の居住地としての宿泊先の予約
- 海外保険加入

1. Enter Finlandを登録
これは、Enter Finlandにて、メールアドレスを使って簡単に登録ができます。
2. 入国予定日の決定
これが決まらないと、他の手続きが進まないです。仮の住所や海外保険に加入するにあたっても必要ですし、オンラインでのビザ申請時にも、入力する必要があります。
3. 必要書類集め
- パスポート
- 証明写真1枚
- 銀行残高証明書(英語) オーストラリアの銀行の場合、オンラインで申請してすぐにダウンロードできました。ちなみにわたしは、英語だけどAUD$表記で提出しました。
- 海外保険保障内容の証明書(英語) 5.で詳しく書いています。
パスポートなどの全ての書類は、iPhoneのメモからScan Documentsという機能を使って、プリンターなどがなくても、スマホで簡単にPDFにすることができます。

iPhoneのメモで、クリップマークをタッチすると、Scan Documentsが出てきます。

4. 仮の居住地としての宿泊先予約
海外保険(わたしはSwisscareにしました)に加入するために、現地での住所が必要でした。わたしは、フィンランドに知り合いがいないので、とりあえず仮の住所でホステルを予約しました。その時に、渡航数日前まで無料キャンセルであることを確認し、予約しました。始めはホステルに行くかもしれないし、Workawayなどを使うかもしれないし、未定だったからです。また、Airbnbはキャンセルするかもしれないとなると、オーナーとのやりとりが面倒になるだろうと思い、あえてホステルを選びました。
ヘルシンキの一番安いホステル・ホテルでも$50AUD(5000円)ほどしたので、北欧の物価の高さをすでに体感しました。
5. 海外保険加入
渡航予定日と、渡航先の住所が決まったら、海外保険加入の申し込みができます。

この中でわたしは、Swisscareを選びました。(プランの名前はInternational student health insurance Europeです。)

オーストラリアで生活してみて、よっぽどのことがないと病院に行かないし、自分の英語でなんとかできたため、日本語のサポートはいらないと判断。なので、できるだけ安いものにするつもりでした。
オーストラリアでもBupaの保険に入っているのですが、Claimなどアプリで簡単にできて便利だったので、Swisscareもアプリで管理ができることが高ポイントになりました。
また、他の方のブログでも、大使館からSwisscareを勧められたとの情報もあったので、総合して考えてSwisscareに決めました。
さらに、ビザ申請時に必要な保険の保証内容に関する文書も、アプリですぐに英語のPolicyをダウンロードできて、とても便利でした!
わたしの特殊なビザ申請事情について
自分でまとめていても、かなり複雑な内容になっているため、この部分はスキップしていただいても大丈夫です。いくつかの状況や条件が重なって、普通のビザの申請より小難しくなりました。
- オーストラリアワーホリ中にビザ申請をし、ワーホリ終了後にフィンランドワーホリに行く
- オーストラリアから日本に一時帰国してのビザ申請
- 銀行の残高証明はオーストラリアのものを提出
- 30歳で申請し、入国は32歳になる直前(31歳の時点)を予定(申請から約1年後)

1. オーストラリアワーホリ中にビザの申請をし、ワーホリ終了後にフィンランドワーホリに行く
年齢の関係(今年で31歳)と、わたしがオーストラリアのワーホリも最後までやりたいという、欲張りな性格のために、ワーホリ中に申請せざるを得ませんでした。ワーホリ中に申請すること自体は、問題はなさそうです。
2. オーストラリアから日本に一時帰国しての申請
オーストラリアにもフィンランドの大使館はありますが、わたしの住んでいる西オーストラリアではなく、東海岸にありました。オーストラリアは国内線のフライトチケットが高額であり、物価や宿泊費もかさむため、それだったら日本に一時帰国した方が、いろいろ便利だろうと考え、日本で申請することにしました。
また、大使館にも確認したところ、「日本国籍のため、海外から一時帰国しての申請も可能。ただし受け取りは日本(申請した国)でする必要がある」とのアドバイスをもらいました。わたしは現在、キャンピングバンに住んでいるため、オーストラリアで申請して郵送で受け取ることに少し不安がありました。なので、それよりはビザを受け取るために、再度日本に一時帰国する覚悟もしていました。(今回は仕事の都合で10日間というタイトスケジュールだったため、日本滞在中には受け取れないであろうと予測はしていた)
この時、わたしはビザの受け取りも直接VFSに出向かないといけないと思っていたのですが、有料(ゆうパック¥2670)で郵送での受け取りが可能なので、遠方に住んでいる方でも、東京にビザを受け取りに行く必要はないので、ご安心を!(ゆうパックってこんなに高かったっけ?と疑問は残りますが)
※郵送からVFSに直接出向いての受け取りに変更自体は可能ですが、申請時に封筒に宛名を記入するため、一度郵送でお願いすると返金は不可です。
3. 銀行の残高証明はオーストラリアのものを提出
日本から申請するのに、なぜオーストラリアの銀行の残高証明を提出したか?それは、オーストラリア(海外)から日本の銀行の残高証明書を申請できなかったからです…泣。日本のシステム上、どうしてもできませんでした。(日本の電話番号でやり取りが必要だったり、そもそも日本の銀行のアプリが海外で使えない、本人しか申請できないなど)しかも、わたしが、誕生日や一時帰国の日程がタイトなこともあり、日本に戻って残高証明書を申請・届くのを待つ時間がなかったからです。
そのため、オーストラリアの銀行証明書を提出するにあたって、オーストラリアに住んでいることを証明するために、オーストラリアの運転免許証も追加で提出しました。
4. 30歳で申請し、入国は32歳になる直前(31歳の時点)を予定(申請から1年後)
わたしは2025年7月に31歳になりました。
2025年7月 31歳の誕生日前に30歳でフィンランドワーホリビザ申請
2026年5月 オーストラリアワーホリ終了
2026年7月 32歳の誕生日前にフィンランド入国予定(ビザ申請日から1年以内の日付を指定)
上記のような予定のつもりで、フィンランドのワーホリビザを申請しました。
ビザを受け取ってから、入国までの期限について、大使館に2度ほど問い合わせたことがあります。なぜなら、一部の国(Ex:デンマークは申請から6ヶ月以内に入国など)では、入国期限が提示されているからです。フィンランドの場合には、そのようなことに関する記載がなかったため、大使館に問い合わせました。
始めは、「決まりはないからいつでもいいよ」みたいな返事が来たため、やったー!と思いつつ、「本当に大丈夫か?そんなゆるいことなんてあるのか?」と晴れ晴れとはしませんでした。
その後、再びわたしの状況を細かく説明して相談してみたところ、「31歳になる直前に申請することには問題はなさそうだけど、入国予定が1年以上先(32歳になってから)の場合は、ビザが降りない可能性が高い。」とのお返事をもらいました。不安が募る…。
なので、本来は、オーストラリアワーホリ終了後に余裕を持ってフィンランドに入国したかったのですが、それをするとビザが降りない可能性が高くなるので、難しいということになりました。
そこで、わたしの作戦としては、最大限フィンランド入国日を遅らせるために、今年の7月の誕生日前に30歳で申請して、そのちょうど1年後の31歳の時点(32歳になる直前)で入国するという風にしました。
つまり、ワーホリビザ申請から1年以内に入国する予定ということです。
ビザ申請準備を通して気づいたことなど
- わからないことや相談をフィンランド大使館に、メールで何度かやり取りしたのですが、いつも1−2日以内(週末を除く)には返信をもらえたので、とても助かった。
- オンライン申請時に途中で終わったり、項目を後回しにしてもOK。毎回保存されるので、続きから始められる。
- オンライン申請とVFSの予約は特に紐付いていないので、オンライン申請する前でもVFSの訪問予約ができた!(申請番号な度が必要になるかと思っていたら、特に必要なかった)わたしは一時帰国の予定に合わせて、ビザのオンライン申請前に、VFSの訪問予約を先に取っておきました。目安として、6月23日時点で、最速予約可能日が7月15日でした。

思った以上に長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
わたしの複雑な申請状況は置いておいて、これからフィンランドワーホリビザを申請予定の方に、最近の申請について少しでも参考になったなら幸いです。
今は、どうか無事にビザがもらえることを祈るばかりです…。ビザが降りなくても、ビザ申請時にかかった費用(約7万円!!)は返金できないと言われたので、本当にビザがもらえることを祈るばかりです…(切実)。
でも、わたしなりに考えて準備して、やれるだけのことはやって申請したので、後悔はないです。あとはフィンランド移民局の判断に任せるしかないですね。(フィンランドといい縁があったらいいな…なんて。)
ブログでいい報告ができることを願って…!
Kiitos!(フィンランド語でありがとう)
Have a good day!

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