本格的にRiggerとしての仕事が始まりました!

FIFO Riggerの仕事がゲットできるまで、なんでもいいからRiggingの経験をしたいと思い、ローカルジョブにもアプライしていたところ、運よくPerthにあるWorkshopで働けることになりました。

ところが、初めの数日は、Riggingの仕事は全くといっていいほどなく、1・2回見学した程度。

「あれ…思ってたのと違う…。」と感じるのと同時に、「これならUtilityの仕事の方がいいかも?」なんて考えたりもしました。

FIFO Utilityの方がご飯の準備や通勤を考えると、断然楽でした。お金的にもUtilityの方が稼げることは稼げます。

でも、現場で仕事がどうやって進められていくか、雰囲気なども知っておくといいかなと思ったり。また、万が一、FIFOの仕事ができるかもとなったときに、マイニングサイトにいるよりは、Perthにいたほうが動きやすいということで、いろいろ考えながら過ごしていました。

そんなことを考えていた矢先、ついにRiggingの仕事が始まりました!!

今までは、トレーラーの細かい部品の取り付けなど、1人で手作業でやるセクション(写真の奥)で働いていましたが、これからは、Overhead Crane(天井クレーン)を使って、トレーラー本体の組み立てを行なっていくセクション(写真の手前)で働くことになりました。

コンベアー式に、トレーラーの組み立てが終わったら、次のセクションにバトンタッチするようになっています。

また、わたしはRiggingのトレーニングが必要になるため、時給が$48から$45に変更になるということも言われました。(経験不足で申し訳ない気持ちだったのと、プレッシャーもあったので、喜んで受け入れました。)

まずは、トレーラーのボディ部分を、Overhead Craneを2つ使って、移動させます。

移動させたら、左にある車体の上に載せて、

合体しました!

合体した後は、さまざまな道具を使ったMechanical Riggingで、微調整をしたり、大きな部分の取り付けを行なっていきます。

Come-Alongを使って、微調整をした後、ボルトを入れて固定します。クレーンのRiggingだけでいい位置にボディが載せられたときは、そのままボルトで固定できることもあります。(この人がわたしをトレーニングしてくれている先輩Riggerです)

微調整や固定にRatchet Strapsを使ったりもします。

また、クレーンを使って、大きな部品の取り付けも行なっていきます。

その後、Riggerだけでなく、Welder(溶接工)やGrinder(研削工)などのさまざまな職種の人が協力して、作業を進めます。

初日は、先輩Riggerの仕事を見ながら流れを学び、手伝えることは手伝ったりと、簡単な作業から始まりました。

そしたら、さっそく、EWPを使って、トレーラーのボディの中に入って、Craneのチェーンの取り外しを任されました。

EWPは、ハイリスクライセンスを取りに行ったときに、Over 11mのEWPは使ってみましたが、小さいEWPは初めて操作したので、少し緊張しました。

Lader(はしご)を使って、ボディの中に入ります。

簡単な作業だけど、任せてもらえて嬉しかったし、新しいことができてわくわくしてきました。

いよいよRiggingの仕事が始まって、また一歩、進めたように感じました。

この仕事を続けてよかったなと思い、わたしにRiggingを学ぶ機会をくれたエージェントや働いている会社に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また、自分のした選択が間違っていなかったと、少し自信が持てました。

今回のことで学んだことは、なんでも、少しは継続してみることが大切だということです。

ちょっと違うな、とか、うーんと思っても、新しいことを始めるにあたって、知らないことやわからないことばかりなわけで、自分が新しいことに慣れて、納得がいくまでは少し時間がかかるな、と感じました。

続けてみることで、違う側面が見えてくるし、新たなチャンスがやってくる場合もあります。

もちろん、あまりにもしんどいとか、よくない環境の場合は例外ですが。

そんな感じで、Riggingだけでなく、本当にたくさんのことを学べる、異国での生活を少しずつ楽しめるようになってきたのでした。オーストラリアでのワーホリも1年が経って、ようやく良さに気づき始めた、今日この頃です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

Have a good day!

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