友達から学んだ、ストレスの少ない楽しい働き方

1日の終わりにキャンプで見るサンセットもこれまた美しいです。

今回、ハウスキーパーとして派遣されたキャンプでは、朝6時〜夕方18時まで働きます。Night shift ワーカーの部屋はワーカーたちが出勤した後の16時から、ハウスキーピングすることになっています。

この日は、なんと2人で26部屋中16部屋のNight shiftの部屋がありました。16時からの2時間で、16部屋もハウスキーピングしなければなりません。いくら2人だからといえ、多すぎます。

ところが、こんな大変そうな日でも、とあるチリ出身の女の子とハウスキーピングをしていたら、すごく心地のいい働き方ができたのでした。

ストレスを重く受け取らない

朝、本日の部屋担当の割り振りを見た時に、わたしはNight Shiftの多さにびっくりしたのと、せかせか働かないといけないので、気分も落ちていました。他の人に「Night Shiftがこんなに多いよー」と不幸アピールをしたり、こんな割り振りにするなんて!と上司を恨む気持ちもありました。でも、彼女は、「やばいねー」とは言うけど、そんなに気分も落ちていなくて、なんだか軽く受け流しているようでした。自分自身にも、周りの人にもネガティブを感じさせない、彼女の言動にわたしは救われました。

文句を言い続けない

最初は「オーマイガー!」という感じでしたが、その後にねちねち言ったり、ネガティブなことを話すことはほとんどありませんでした。そのおかげで、仕事中のムードは明るかった!

できる範囲でやる、残ってもいい

わたしは、「めっちゃ急いで全部終わらせないと!」という気持ちが自然と生じて、ストレスを感じていましたが、彼女は「前にスーパーバイザーが、”全部終わらせなくてもいい。ノーストレス”と言ってたから、そんなに無理しなくていいんだよ」と、余裕な表情でした。実際、忙しいながらも、立ち止まってしゃべったり、最後に全部終わらせられなかったけど、「しょうがない。私たちはやれる分だけやり切った」といった感じで、申し訳ないとかだめだとか、否定的な感覚を彼女から感じませんでした。

他の時間でしっかり休む

朝の30分休憩と、ランチタイムの1時間休憩以外にも、「私たちは16時から忙しくなって、休憩も取れないだろうから、今から少し休もう」と、午後に休憩時間を確保することにしました。このときは、キャンプの中にある芝生に寝転がって、たくさん話をしました。不思議と、しっかり休んだ分、仕事開始の時間になると、ネガティブな気持ちも和らぎ、残りの仕事に集中することができました。担当の部屋が多くて大変だというネガティブな思いよりも、ストレスを受けすぎず仕事をして、休憩時間にたくさん話せて楽しかった!という記憶が今でもよく思い出されます。

できる限りやったら褒められる・認められる環境

この時のスーパーバイザーは、16部屋中4部屋できなかったことよりも、12部屋できたことを、「Good job! Thank you!」と褒めてくれて、感謝してくれました。ここでも、信頼関係があってこそ、私たちの働きを認めてくれたと思います。(仕事自体が、ハウスキーピングなので、その日にできなくても大きな問題がないこともありますが。)こうやって、上司や職場環境が、できたことに目を向けてくれることも、働く側にとっては心の負担が違ってくると思いました、

いざ、こうやって振り返ってみると、そんなに難しいことではないですが、わたしの中では「あ!それでいいんだ」と気付かされることばかりでした。環境を変えることは難しくても、自分の考え方、ストレスの捉え方と対処方法は、すぐにでも取り入れていきたいですね。

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