ヘルシンキでの仕事探し〜働き始めるまで

Moi!ヘルシンキでは紅葉の見頃が過ぎて、静かな冬の匂いがします。

今回は、フィンランドワーホリに興味のある方は、おそらく特に気になる仕事探しについて、わたしの経験をもとにまとめていきます。

参考までにわたしが探した仕事は以下です。

  • ヘルシンキ中心部+α
  • カフェ、ベーカリー、レストランがメイン

ヘルシンキ以外の都市、北部の観光メインの都市などとは状況も違ってくる可能性もありますので、その点をご留意ください。

仕事探し前の準備

①Hygiene Passportの取得

カフェやレストランで働くことを検討している方は、到着したらすぐに取得するのをおすすめします。仕事探しをしていても、持っているとプラスポイントになります。わたしがHygiene Passportを取得した時のブログはこちら。

働き始めて3ヶ月以内に取得すればいいという決まりにはなっていますが、正直、働き始めて思うのは、働きながらHygiene Passportの勉強をするのはだるそうだということです。働き始めたら、仕事を覚えたり、生活リズムを作るのに忙しくなるので、先に取っておく方が絶対楽だと思います!

また、Alcohol Passportも持っているとプラスになると聞きました。(わたしは取得するか考えていた時に、今の仕事が見つかったので取得しませんでした)仕事探しが難航するようであれば、取得を検討してもいいかもしれません。

②SNSなどの日本人コミュニティに入る

ワーホリやフィンランドに住んでいる人のグループは。インスタとWhatsappのグループがあります。Whatsappのグループは代表者からの承認が必要であり、ワーホリの人のみが入れるというチャットグループです。

時々、仕事や部屋の紹介、イベント情報などがあるので、入っておいて損はないと思います。

わたしが一緒に働いている方は、語学学校で知り合った方の紹介で仕事を見つけたと言っていたので、コネクションもあるに越したことはなさそうです。

ヘルシンキにある、日本人経営のお店や日本のものが売っているショップなどに行けば、ワーホリの方と会える確率が高いそうなので、伺って直接話を聞いてみるのもありだと思います。やっぱり、現地で仕事や生活をされている方の話を聞くと、いろいろ新しいことを知れたりもします。

理想と現実

わたしは、ヘルシンキのカフェやベーカリーで働きたいという思いがありました。

フィンランドで仕事探しを始めた時も、まずは働きたい!と思える本命のカフェやベーカリーにレジュメを持っていきましたが、うまくいかず。

街を歩きながら、Googleマップをチェックして見つけたカフェ、ベーカリー、レストランありったけにレジュメを配ったり、メールを送ったりしました。

レジュメ配り、メール、オンラインからアプライした場所は100件を超えていました。

たまたま運よく、「人を探しているよ」というカフェやベーカリーが2軒ほどあって、お店で話した感じはすごくいい感じだったのですが、その後にどちらも連絡がありませんでした。おそらく、フィンランド語ができないことと、わたしがバリスタもベーカーも経験がないのが大きな理由かなと思います。

寿司レストランなどのいわゆるジャパレスは初めは避けて仕事を探していたのですが、どうもこれでは難しそうだと悟り、今度はアジア系のレストランや、ヘルシンキにたくさんある寿司ビュッフェなどにもレジュメを配り始めました。

そして、そのうちの一つのお店でトライアルのチャンスをもらい、雇ってもらえることになったのでした!

夏が終わるとフィンランドは閑散期に向かうため、雇用についても積極的ではなく、また最近のフィンランドの経済状況もよくないという話をよく聞いていました。

わたしは今はパートタイムとして働いていて、家もヘルシンキの近くに借りているので、ぎりぎり家賃を払えるかどうかの給料で生活しています。

でも、わたしの場合は、現在の仕事量と自由時間のバランスにとても満足しています。フルタイムだったら、こんなにフィンランドライフを余裕を持って楽しめていないんじゃないかと思ったりします。(わたしは要領があまりよくないので…)

そして、自分の好きなカフェやベーカリーでローカルな繋がりを築くことに憧れていましたが、それが叶わなかった分、自由時間を他の活動に利用できるのがとてもよかったと思っています。

また、特にオーストラリアのワーホリ情報で”ジャパレス”に対する良くないイメージをたくさん持っていたので、初めは寿司レストランで働くことを素直に喜べませんでした。

ですが、職場のスタッフはみんな親切で、ご飯も美味しくて、シフトもある程度融通が効いて、おまけにフィンランド語に触れる機会もある!ヘルシンキで働ける!という、すごくありがたい環境にいることに目を向けたら、ジャパレスに対するネガティブなイメージはほぼなくなりました。

寿司レストランで働き始めることができたのは、オーストラリアでの生活で培った、”Better than nothing“精神のおかげでもあります!(ちなみに、このBetter than nothing精神のせいで、ちょっとしたやらかしも経験しました笑 。詳しくはComing soon..)

現在の仕事に辿り着くまで

フィンランドに来て2ヶ月が過ぎ、現在の職場で働き始めることができて、やっとこうやってブログを書けるまで落ち着きました。

というのも、わたしが現在の仕事に辿り着くまで、ただでさえ、いろんな手続きやらでいろいろ忙しかったのですが、仕事に関しても本当にいろんなことがあったからです。

どんなことがあったか、簡単にシェアすると、

①フリーランス契約でカフェで働くとは?!

実は、仕事探しを始めて2日目にレジュメを配ったカフェで、仕事ゲットのチャンスが到来!すごくうまくいきすぎて、「フィンランドがわたしを呼んでいる」と自惚れていたのですが、いろいろ訳ありのフリーランスとしての雇用方法だったのです。(詳しくはComing soon..)

ネットでフリーランス雇用の情報を探してもヒットしないし、フィンランド在住の方に相談してみても、一般的な雇用のやり方ではないと教えていただき、自分でもあれこれ調べてたり、関係機関に問い合わせたりしてみたところ、納得できる雇用のやり方ではなかったので、ありがたい機会でしたが辞退しました。

辞退した後も継続して、仕事探しはかなり難航したので、「受けたらよかったかな…」と後悔したのも事実ですが(それだけ仕事探しは簡単ではないです!忍耐力!)、今の職場が見つかって、結果オーライになりました。

②アジアレストランのトライアルに落ちる?!

トライアル自体は、問題もなくスムーズに終わったのですが、その後に全く連絡なし。落ちたとの連絡もなかったので、ちょっと胸くそが悪い終わり方でした。まさか、アジアレストランのトライアルで落ちるなんて…!(結構自信はあった)落ち込むよりも、なんだか笑ってしまったのでした。

トライアル終了後に、「ご飯食べていっていいよ」と言われたので、たらふく食べたのが気に食わなかったのかな?と思ったり笑。(無給のトライアルだったので、ランチをしっかり食べてもいいはず!)

③Tuulikka、1日で仕事クビになったってよ。※前職の話です

過去にレジュメ配りをしたお店の、休暇から帰ってきたマネージャーから連絡があり、トライアルの機会を得ました。1時間と思っていたら、3時間近く働かされました。(ランチ付きの無給)

そして、無事にトライアルに合格して、雇ってもらえることになったのですが…(詳しくはComing soon)

と、こんな感じでいろんなことがありました。その当時はわからないことだらけだし、うまく進まないしで、本当にストレスフルな日々だったのですが、こうやって振り返ってみると、もうすでに懐かしいです笑。

ネットからの応募はイマイチ

レジュメ配りをしていると、「Joblyっていうサイト知ってる?」「Job Marketっていうサイトも毎日チェックするといいよ!」と、情報を教えてくれるオーナーもいて、そういった親切に救われる日々でした。

また、「あそこのカフェが人手を探していると思う」と教えてもらい伺ったカフェでは、スタッフが派遣会社から派遣されたスタッフでした。めちゃくちゃ老舗カフェにいる口数少ない雰囲気のあるおじちゃんみたいなスタッフだったので、まさか?!とびっくりしたのですが、「今仕事探し大変だよね〜。僕も次の仕事まだ決まってないんだ〜」と話していて、フィンランドの仕事探しの難しさを改めて実感したのでした。

その時に教えてもらった、eezyという派遣サイトに登録し、いくつかアプライしてみたのですが、うまくいきませんでした。

また、カフェやレストラン、スーパー、ファストフードで、チェーン展開しているお店などは、基本的にネットからのアプライになります。

  • Fazer Cafe
  • Joe & The Juice
  • Normal
  • Hesburger
  • St.George Bakery
  • Gateau
  • Kanniston Leipomo …etc

ネットで募集していなければ、オープンジョブが出るまで待ってね、と言われることがほとんどでした。時には、他の都市では求人が出ているのに、ヘルシンキ近くでは求人がないということも結構ありました。

また、一部のお店はフランチャイズ経営であり、その場合は、お店に直接レジュメを渡したり、連絡したりしてアプライします。

  • Robert’s Coffee
  • Kotipizza
  • K Market
  • Levain …etc

スーパーやPostiのクリスマスシーズンの仕事などにネットから応募したのですが、返信には、「368件の応募者の中から今回は選ばれませんでした」「膨大な量の応募があり、選ぶのが困難だった」と書かれており、フィンランド語ネイティブと戦うことは不可能に近いと悟りました。半数以上は返信の連絡すらないか、2・3週間後の忘れた頃に返信が来ました。

とりあえず何もやらないよりはいいと思い、毎日ネットからもいろんな求人にアプライしていましたが、あまり効果を感じられず、途中からやめてしまいました。

また、一部の派遣サイト(Jobleadsなど)ではアプライするのに課金が必要だったりしますが、わたしは利用しませんでした。仕事探しの状況や、他の派遣サイトの状況を見ても、仕事をもらえる確率は低いと思ったからです。

コミュ力が重要そう

わたしが仕事探しをしていて思ったのは、専門的なスキルやコミュニケーションスキルが必要な仕事は、その他の特別な知識や経験のいらない仕事に比べて、仕事の機会はあるように感じました。ウエイター、キャッシャー、販売員など。

お店に立つ仕事でなくても、裏方のキッチンハンドや皿洗い、クリーニングの仕事でもなんでもやるよ!ということをアピールポイントのように付け加えて、とにかくなんでもいいから働くぞという気持ちでいました。しかし、それらの仕事はすでに埋まっていたり、移民系の方が多く働いている印象で、なかなか空きは出なさそうでした。逆にそういった裏方の仕事探しはもっと難しいように思いました。

なので英語でも、フィンランド語でも、接客できる語学力を準備しておくことをおすすめします。

運とタイミング

ヘルシンキには、日本人の方が経営しているカフェやレストランがあったり、寿司レストランや寿司ビュッフェなどもたくさんあります。

ただし、働けるかどうかは運とタイミングによる部分も大きいです。日本人のワーホリやワークビザでの滞在が増えているため、仕事に関しても入れ違いのタイミング次第という場合が多いのではないかと思います。(もうすぐ韓国とフィンランドのワーホリも始まるそうで、仕事はますます競争率も上がるのではないかと思ったりします)

後から知ったのは、わたしが今の職場で働けることになったのは、たまたま前に働いていた日本人ワーホリの方が帰国するタイミングだったからだそうです。

諦めなければ道は開ける!

わたしが今の仕事を始められるまで、2ヶ月弱かかりました。

また、自分の理想とは違う働き方になったことで、初めは葛藤もありましたが、今は、ヘルシンキでの生活をすごく楽しめています。

フィンランド・ヘルシンキのことは大好きなのに、仕事探しがうまくいかないせいで、フィンランドのことすら嫌いになりそうになったりもしました。それでも、ヘルシンキの街を歩いていると、心地いいデザインやアートが溢れていて、心が癒され、「やっぱりヘルシンキが好きだ!」となるの繰り返しの日々でした。

レジュメ配りをした時に、すごく冷たい対応をされることもあれば、多くのスタッフの方が手書きでメールアドレスをメモに書いて渡してくれたり、「仕事探し大変よねー」と共感してくれたり、アドバイスをくれたり、そう言ったコミュニケーションやちょっとした優しさにたくさん救われもしました。

諦めなかったおかげで、今の生活があることにとても感謝しています。

ヘルシンキでの仕事探しの参考になれば幸いです!

Have a good day!

Moi moi!

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